オフィスレイアウト希望。
エントランスに待合スペースが欲しい。
応接室と会議室をひとつずつ確保して欲しい。
事務スペース、奥に弁護士執務室を2人分設ける。
各デスクには個人の棚が必要。
記録庫や大容量の収納庫が欲しい。
シンプルなイメージのオフィス空間にして欲しい。
部屋全体が白い壁面で明るく照らされ、既存のカーペットは濃い目のグレーでしたので
シンプルなモノトーンを基調としたオフィス空間としてイメージを御提案しました。
家具什器の色合いや仕様を統一的に合わせる事で全体的なまとまりが良くなる様に整えました。事務所名は黒のアクリル切り文字、ネームプレートはステンレス板で彫り文字を採用し、無駄な要素を一切排除したサインは、弁護士の先生方の誠実なお人柄が自然と表わされる事になりました。
待合用のチェアは革の高級感とスッキリとしたデザインによって清潔感と落ち着きを持ってエントランスを引き締めます。
天井の高さを活かした間仕切りと通路に沿って配置された大容量の収納庫が迫力のある空間を生み出し、通路側をガラスの展開にする事で圧迫感を軽減しながら来客者に対して整然とした印象を与えます。通路と会議室の空間を共有する事で一体感を生み出しながらも、フォグラスのシートを貼ってプライバシーの確保にも気を付けました。背の高い方が通られても目線が切れるように高さを調整しております。
応接ソファセットのサイズを工夫し、制限あるなかで応接スペースを確保しました。会議室には壁掛けのホワイトボードを取り付け、大型液晶テレビも強度に注意しながら壁に設置しました。エアコンの空気循環を考慮し、応接室と会議室の間の間仕切り壁は欄間部分を回転式で対応しました。
事務スペースに御提案した研究室用システム什器は自在にオプションを組み合わせができ縦に書棚を多く確保する事で省スペースの有効活用に効果を発揮します。
弁護士執務スペースのデスクもローパーティションを組み合わせて個人の書棚を確保しており、通路の収納庫と各スペースによって設けられた書庫は使用頻度や目的によって整理整頓できるようになっております。
細かく組んだ高めのローパーティションによって、個室のようなスペースを作り出しました。窓に面しているので他を気にせずゆったりとリフレッシュする事もできますし、他に邪魔されない為、集中力も高まります。個人のペースによって作業を進められる自由でより生産性の高いオフィスになりました。